学生ママ、就活の厳しさを知る。(第一発目)
どうも、学生ママのエママです。
怪しき写真ですが、痩せてスタイルのいい自分をよりリアルに想像するべく、
肌色近い某女優の身体に私の顔をはめ込んでみた図です。
以外にいけるね………?男性諸君???(ニッコリ笑顔で問いかける)
……とまぁ、おふざけはさておき。
就活のハナシ。
普段変なところで楽天的で、変なところで悲観的に考えてしまう私は、”就活”に関して自分にハンデがあるとしても、どことない自信に満ちあふれていたが、今日、その自信は見事にブチ折られてしまった。
なにを隠そう、それは就活エージェンシー(就活相談仲介会社てきなやつ)に
気兼ねに電話して相談してみた時の事だ。
私は、”ママ”であることも一般的にハンデであるが、
第二新卒が新卒より厳しい立場にあることは、
頭の中が既に春の訪れを迎えている私でも認めざるおえなかった。
だが、電話の先の彼女は、
冷酷に、そして丁寧に、
私にとどめを刺す言葉を続ける。
「一般的には、既卒可能と募集欄には書いてありますが、
それは法律上そのような決まりがある為に書いてあることが多く、
実態としては、既卒の枠はないと思った方がいいですね…」
……と。
私はてっきり、信じていた。
募集欄にある”3年以内既卒可”は
社会の優しさであり、
日本社会が寛容になってきた証なのだと。
そしてそれは、小さくても、
手を伸ばせば掴めそうな、希望の光でもあった。
でも、その希望の光達は、受話器の向こうの懇切丁寧すぎる淡々とした説明に全部吸い込まれてしまった。
でも、お姉さんは悪くないのだ。
だって、事実なのだから。
春模様だった私の世界は、受話器を切ったあと、一気に冬の彩度の低めでローコントラストな世界に豹変した。
同時に、悔しくて、涙が出た。
ヤケクソにもなった。
どうせ、どうせ、どうせ、どうせ。
どうせ私は………
…………
一通り、泣いた。
スコッティ半分は使った。
でも。
一周回って、エママは思った。
それしか道がないのだから、
前例がないとか言われてもやるしかない、…と。
例え99%無理でも、他に道がないからもうやるしかない。
私はコピーライターやプランナーになって、デッカく世の中を幸せに動かしたいという夢を諦めるつもりもないし、
専業主婦になる気もさらさらないし、
安定した事務職に就くきもさらさらない。
諦められないんだから、やるしかない。
逆に、キッパリ、お姉さんに言ってもらえてスッキリした。
並大抵の努力をしないと、新卒の群れには負けるということもハッキリした。
だから、結果よかったのだ。
まだ社会の優しさは取り繕いだったショックは引きずってるけどね……笑
ってことで、エママは決めた。
前例のない、ママになる。
(某会社、新卒採用スローガン引用しましたゴメンナサイ)
ママ×第二新卒×就活
果たして、そこにはどんな結末が待ち受けているのか。
やっぱりまだ私は日本の社会を信じたいので、
全力を尽くし、玉砕して、例えミジンコになっても、
まだ見ぬ壁にぶつかってみようと思うのであった。
〜完〜